病院選びは難しい

最終更新: 2020年8月31日

どこの病院で、どんな手術をどれだけ行っていて、その病院の特徴は何なのか?、医師の腕前は?、病院を探すのにわからないことだらけですね。

病院の手術方法や治療法の特徴や、そのメリット・デメリット、どんなことを得意としているかなど、もっともっと知って選びたいですね。色々と知りたいのに、病院のホームページを見ても何も書いていないですね。結局、口コミで『優しい先生』、『話を聞いてくれる医者』を選んでみるものの、その医者の腕前は全然わからないものです。これだけ、情報のあふれる時代でも、何故わからないのでしょうか。

それは、『医療法』という法律によって病院の広告はかなり規制されてしまっており、ほとんど情報を発信できないからです。

(詳しくは厚生労働省のページを見てくださいhttps://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/iryou/kokokukisei/index.html )


簡単に言うと、『他の病院との差別化を図ってはいけません!』という内容なのです。

例えば、私の専門である人工関節の場合

人工関節を400件行って、脱臼は0人で、感染1人でした はOK

人工関節を行って、脱臼・感染はほとんどいませんは グレーゾーン

人工関節をMISで行っているので脱臼や感染は少ないです はNGです。


良い治療を行っていても、それが『良いことである』とは伝えることができません。


また、人工関節センターなどのように、特別な病気や治療に特化して、より専門的でよい医療を行っていても、病院の看板やホームページにそれを載せることは本当はダメなようです。


実は医者同士でも、この医者が「有名かどうか」や「学会で発表しているか」は分かっても、腕が良いかどうかはわかりません。


では、「だれが最も医者の腕を知っているか?」というと、人工関節に関しては人工関節メーカーの方たちです。人工関節メーカーの方たちは、色々な病院の手術に立ち会いに入って、物品や道具に問題ないように手術の場にいます。そうすると、医者の本当の腕前を、各医者ごとにしっかりと比較して知っています。 


私のところにも、知り合いの知り合いの知り合いが人工関節メーカーの○○社に努めていて、その人に聞いて私を選んできたという患者様が時々いらっしゃいます。



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